◆三井住友カードゴールドローンの金利、限度額、利便性、融資スピードなどを徹底調査してみました。
三井住友カードゴールドローンについて、金利・限度額・利便性・融資スピードなどの様々な観点から徹底的に調査してみたいと思います。三井住友カード株式会社が運営するカードローンサービスが、「三井住友カードゴールドローン」です。三井住友カードゴールドローンは充実したサービスが特徴のカードローンであり、知名度はそれほどではありませんが様々な便利なサービスを利用することができます。
また三井住友カードゴールドローンでは3.5%~9.8%という低金利が設定されていますので、金利の負担を抑えながら借入を利用したいという人にもおすすめです。ただしその一方で審査のためにはかなりの時間が必要になりますので、即日融資などへの対応は難しいかもしれません。
三井住友カードゴールドローンを利用するのであれば、これらのメリットやデメリットについてしっかりと確認しておくことが重要です。今回は三井住友カードゴールドローンのメリットやデメリット、またどのような人に向いているのかなどを詳しくご紹介しますので、利用のための参考として活用してみてください。
目次
- 三井住友カードゴールドローンにはどのような特徴があるのでしょうか?
- 三井住友カードゴールドローンのメリットは何?
- 三井住友カードゴールドローンにはどのようなデメリットがあるのでしょうか?
- 三井住友カードゴールドローンはどのような人に向いている?
- 三井住友カードゴールドローンの金利について確認してみましょう
- 三井住友カードゴールドローンの利用限度額について確認してみましょう
- 三井住友カードゴールドローンの申込方法や審査時間はどうなっているのでしょうか?
- お試し審査を利用することはできるのでしょうか?
- 三井住友カードゴールドローンではどのような借入方法を利用することができるのでしょうか?
- 三井住友カードゴールドローンをおまとめローンとして活用することはできるのでしょうか?
- 三井住友カードゴールドローンでは無利息期間サービスを利用することはできるのでしょうか?
- 三井住友カードゴールドローンではどのような返済方法を利用することができるのでしょうか?
- 三井住友カードゴールドローンではどのような返済方式が採用されているのでしょうか?
- 三井住友カードゴールドローンでは様々な提携ATMを利用することができます
三井住友銀行カードゴールドローンの商品詳細・概要
利率(実質年率) | 3.5%~9.8% |
---|---|
限度額 | 最高700万円 |
遅延損害金(年利) | 20.0% |
担保・保証人 | 不要 |
借入方法 | CD、ATM/口座振込 ※インターネット・携帯・お電話での申し込み植え付け後、ご利用代金支払口座に振り込み |
返済期間・回数 | 最長11年9ヶ月、141回払い |
返済方法 | 毎月元金 |
遅延損害金(年率) | 20.0% |
申し込み資格 | 満20歳以上~55歳以下で安定収入のある方(学生は除く) ※すでに弊社が発行するカードをお持ちの方は、お客様がお持ちの弊社カードと本カードの合算でのご利用残高が、本カードの総利用枠を超えない範囲でご利用いただけます。 ※すでにゴールドローンカードレスをお持ちの方は、お申し込みいただけません。 家族カードが発行できます。 |
担保・保証人 | 原則不要 |
三井住友カードゴールドローンにはどのような特徴があるのでしょうか?
三井住友カード株式会社が提供するカードローンサービスが三井住友カードゴールドローンであり、いわゆる信販系カードローンサービスに該当します。一見すると三井住友銀行カードローンとまぎらわしいのですが、こちらは銀行ではなくカード会社が提供するカードローンサービスになります。利用条件は「安定した収入のある満20歳以上55歳以下の人」となっていますので、契約社員や派遣社員やパートやアルバイトなどの人でも申し込みが可能です。
ただし学生や無職や自分自身の収入のない専業主婦などは申し込むことはできません。また信販系カードローンであり総量規制が適用されるため、年収の3分の1を超える金額の借入は認められません。
三井住友カードゴールドローンのメリットは何?
☆低金利での利用が可能です
三井住友カードゴールドローンは業界屈指の低金利であり、3.5%~9.8%の金利条件で利用することができます。現在の大手消費者金融各社では18%程度、また大手銀行各社では15%程度の金利を設定していますので、三井住友カードゴールドローンは低金利で利用することができるお得なカードローンだといえるでしょう。
☆「利率引き下げサービス」を利用することができます
三井住友カードゴールドローンでは、独自のサービスである「金利引き下げサービス」の利用が可能です。これは返済を遅れることなく1年間続けた場合には、次の年は金利0.3%の引き下げが受けられるというユニークなサービスになります。最大で5年目まで(4度目まで)の適用が可能ですから、最大で1.2%の金利の引き下げが受けられることになります。
三井住友カードゴールドローンにはどのようなデメリットがあるのでしょうか?
☆実際に融資を受けるまでには4週間程度が必要です
三井住友カードゴールドローンでは時間をかけて審査が行われますので、申し込みから審査結果が判明するまでにはおよそ3週間程度が必要です。その後カードが届けば借入が可能になるのですが、カードの郵送期間を含めると実際の利用までには4週間程度が必要になります。最近では大手消費者金融の大半が即日融資に対応していますし、大手銀行などのカードローンでも即日融資に対応するものが増えていますので、三井住友カードゴールドローンの審査期間については大きなデメリットだといえるでしょう。
☆年齢制限が厳しくなっています
一般的なカードローンでは利用できる年齢を「20歳以上60歳未満(または65歳未満)」としていることが多いのですが、三井住友カードゴールドローンでは利用できる年齢を「20歳以上55歳未満」としていますので、年齢制限がかなり厳しくなっています。
三井住友カードゴールドローンはどのような人に向いている?
三井住友カードゴールドローンは、次のような人におすすめだといえるでしょう。
☆低金利で利用したい人
とにかく低金利でカードローンを利用したいという人には、三井住友カードゴールドローンが最適だといえるでしょう。上限金利が10%未満のカードローンはなかなか見つかりませんので、低金利で利用したい人は積極的な活用を検討してみてください。
☆長期的な利用を予定している人
三井住友カードゴールドローンには、「利率引き下げサービス」が適用されます。これは1年間延滞なく確実に返済した場合には、次の年度においては0.3%の金利の引き下げを受けることができるサービスです。最大で1.2%の金利の引き下げが受けられますので、長期的な利用を予定している人におすすめです。
☆時間のゆとりのある人
三井住友カードゴールドローンでは審査のためにかなりの時間がかかりますので、すぐにお金が必要な人は他のカードローンに申し込んだ方が良いかもしれません。三井住友銀行カードローンでは、申し込みから実際の利用開始までに4週間程度が必要になります。時間のゆとりがある人には、低金利で利用することができるお得で便利な三井住友カードゴールドローンをおすすめします。
三井住友カードゴールドローンの金利について確認してみましょう
大手消費者金融では18%程度、また大手銀行では15%程度の上限金利を設定していることが一般的なのですが、三井住友カードゴールドローンでは3.5~9.8%という低金利を設定しています。実際に適用される利率は借入額に応じて決定されるのですが、上限金利が適用された場合であっても金利は9.8%になりますので、三井住友カードゴールドローンは圧倒的に低金利だといえるでしょう。さらに確実な返済を続けることにより、さらに金利の引き下げが受けられる「利率引き下げサービス」を利用することができます。
業者名 | 金利 | 遅延利率・遅延損害金 |
---|---|---|
三井住友 | 4.0~14.5% | 19.94% |
三菱UFJ銀行 | 1.8~14.6% | 14.6% |
みずほ銀行 | 年2.0%~14.0%※ | 19.9% |
住信SBIネット | 1.99~7.99% | 20.0% |
※住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。
☆利率引き下げサービスを利用することができます
三井住友カードゴールドローンでは、「金利引き下げサービス」を利用することができます。これは三井住友カードゴールどーん独自のサービスであり、返済を遅れることなく1年間続けた場合には次の年は金利0.3%の引き下げが受けられるのです。最大で5年目までの適用が可能であり、最大で1.2%の金利の引き下げが受けられます。
三井住友カードゴールドローンの利用限度額について確認してみましょう
三井住友カードゴールドローンでは、利用限度額は最大で700万円まで認められます。消費者金融系カードローンと銀行系カードローンの中間になる信販系カードローンとしては、比較的大きめな利用限度額だといえるのではないでしょうか。ただし三井住友カードゴールドローンには総量規制が適用されますので、実際に借入ができる限度額は最大で年収の3分の1までに制限されます。例えば500万円の借入を希望するのであれば、年収1500万円以上が必要になるのです。
業者名 | 限度額 | 金利 |
---|---|---|
三井住友 | 10~800万円 | 4.0~14.5% |
三菱UFJ銀行 | 10~500万円 | 1.8~14.6% |
みずほ銀行 | 最大ご利用限度額800万円 | 年2.0%~14.0%※ |
住信SBIネット | 10~1000万円 | 1.99~7.99% |
※住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。
三井住友カードゴールドローンの申込方法や審査時間はどうなっているのでしょうか?
次は三井住友カードゴールドローンの申し込み方法や審査スピードなどについて、さらに詳しく確認してみましょう。
☆申し込み方法について
三井住友カードゴールドローンにはホームページから申込を行うことになります。ホームページに専用の申し込みフォームがありますので、必要な事項を入力して送信してください。自宅などに居ながら手続きを行うことができますが、書類については郵送によるやり取りが必要になります。
三井住友カードゴールドローンでは返済方法が口座引き落としのみとなりますので、返済を行うための口座を登録することが必要になります。
審査の結果はメールで通知されますし、またホームページで審査の状況を紹介することもできます。審査に通過することができればその後カードが郵送されますので、カードが到着すればすぐに借入を行うことができます。また少しでも早く借入を利用したいという場合には、審査に通過することができればその後電話やインターネットなどで振込みによる融資を依頼することができます。詳しくは借入方法の項目でご紹介しますので、参考にしてみてください。
☆審査のために必要な時間について
三井住友カードゴールドローンでは、申し込みから審査結果の判明までに3週間程度が必要になります。さらにその後カードの郵送のための期間が必要になりますので、実際に利用できるまでには4週間程度が必要になるのです。近年では即日審査や即日融資に対応できるカードローンが増えていますので、三井住友銀行カードローンの審査の審査の遅さは大きなデメリットだといえるでしょう。審査の結果が判明すれば振込みによる融資を依頼することもできるのですが、その場合にもやはり融資までには時間がかかることになりますので、すぐにお金が必要な人には即日融資に対応できる他社のカードローンへの申し込みをおすすめしたいと思います。
お試し審査を利用することはできるのでしょうか?
三井住友カードゴールドローンではお試し審査として、「キャッシング審査シミュレーション」をホームページ上で提供しています。希望借入額(100万円/200万円/300万円のいずれかから選択)、生年月日、家族の状況、勤務形態、年収の額、住居の形態、居住年数、他社借入の状況(借入件数と合計金額)の7つの項目を入力することにより、精度の高いお試し審査を行うことができるのです。お試し審査の結果は「お申し込みいただけます」「ご融資の判断ができませんでした」のいずれかになります。お試し審査はあくまでも基本的な項目に基づいて行う簡易的な審査なのですが、結果が「ご融資の判断ができませんでした」であれば借入は難しいということになりますので、諦めて他社への申し込みを検討したほうが良いかもしれません。
三井住友カードゴールドローンではどのような借入方法を利用することができるのでしょうか?
三井住友カードゴールドローンでは、2種類の借入方法を利用することができます。
1)口座振込みによる借入方法について
口座振込みによる借入方法は、指定した口座あての入金により融資を受ける方法です。ホームページから振込みによる融資を依頼した場合には、平日14時までに手続きを完了すれば当日中の入金を受けることができる可能性が高いのですが、それ以降の場合には実際の入金は銀行の翌営業日に行われることになります。また電話により振込みによる融資を依頼した場合には、申し込みの時間帯などに関わらず実際の入金は銀行の翌営業日に行われることになります。
2)提携ATMを利用する借入方法について
三井住友カードゴールドローンでは、ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、イオン銀行、セブン銀行、ローソンATM、E-net(ファミリーマートなど)、などの提携ATMを利用することができます。ただし実際に利用する場合には利用手数料が必要であり、利用額が1万円以下であれば105円、また1万円超であれば210円が請求されることになります。
三井住友カードゴールドローンをおまとめローンとして活用することはできるのでしょうか?
三井住友カードゴールドローンは利用目的が限定されないフリーローンですから、おまとめローンとして活用することが可能です。利用限度額が最大で700万円まで認められますし、さらにかなりの低金利で利用することができますので、おまとめローンには最適だといえるでしょう。ただし三井住友カードゴールドローンには総量規制が適用されますので、おまとめローンとして活用できるのは最大で年収の3分の1までに限られます。さらに大きな金額の借入が必要な場合には、総量規制が適用されない銀行系カードローンなどの利用を検討してみましょう。例えば住信SBI銀行が提供する住信SBI銀行ネットローンプレミアムコースであれば、金利2.49%~7.99%の条件で最大1000万円までの借入が可能になります。
三井住友カードゴールドローンでは無利息期間サービスを利用することはできるのでしょうか?
三井住友カードゴールドローンでは、残念ながら無利息期間サービスを利用することはできません。ただしほとんどのカードローンでは無利息期間サービスは初回限定で30日間限りのサービスとなっていますし、三井住友カードゴールドローンであれば最初から低金利で借入を利用することができますので、無利息期間サービスが利用できなくても特に困ることはないでしょう。
三井住友カードゴールドローンではどのような返済方法を利用することができるのでしょうか?
三井住友カードゴールドローンでは、インターネットバンキングやATMなどを利用する返済方法には対応していません。返済方法は口座引き落としのみとなり、支払期日は毎月10日または26日のいずれかを指定されることになります。その他には繰り上げ返済を行うことができるのですが、この場合には提携ATMによる返済、口座引き落としによる返済、振込みによる返済のいずれかを利用することが可能です。ただしATM返済以外の方法で繰り上げ返済を行う場合には、事前に繰り上げ返済の申請が必要になります。また口座引き落とし以外の方法で繰り上げ返済を行う場合には、別途手数料の支払いが必要です。
三井住友カードゴールドローンではどのような返済方式が採用されているのでしょうか?
三井住友カードゴールドローンでは、「毎月元金定額返済」が返済方式として採用されています。これはカードローン業界ではかなり珍しい返済方式です。一般的なカードローンでは「元利方式」が採用されていて、月々一定額の返済を行うことになります。例えば月々の返済額が1万円であれば、元金+利息として月々1万円を返済することになるのです。
一方で三井住友カードゴールドローンでは「元金方式」が採用されていますので、月々定額の元金の返済をしてさらに別途利息の返済を行うことになります。例えば毎月1万円分の元金を返済するのであれば、月々の返済額は1万円+利息ということになるのです。借入の元金を定額で返済しますので借入残高を減らしやすくなりますし、さらに金利の負担を減らして返済総額を抑えることができるというメリットがあります。
利用限度額 | 返済額 | 利率 |
---|---|---|
~110万円 | 30000円 | 9.8% |
110万円~170万円 | 30000円~40000円 | 9.8% |
170万円~200万円 | 50000円 | 9.8% |
200万円~290万円 | 50000円 | 9.8% |
300万円~490万円 | 50000円 | 7.8% |
500万円~690万円 | 50000円 | 4.5% |
700万円 | 50000円 | 3.5% |
ただし特に返済の初期においては月々の返済額が大きくなりますので、返済の負担が大きくて大変だと感じるかもしれません。
三井住友カードゴールドローンでは様々な提携ATMを利用することができます
三井住友カードゴールドローンには自社ATMはありませんが、様々な提携ATMを利用することができます。ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、イオン銀行、セブン銀行、ローソンATM、E-net(ファミリーマートなど)、などの提携ATMを利用することができるのです。ただし実際に提携ATMを利用する場合には、利用額が1万円以下であれば105円、また1万円超であれば210円の利用手数料が請求されることになります。